MamaBA 主催 日本の国際教育を代表する大迫弘和先生(CHIST学園長)「グローバル教育」夏の講演会

千代田インターナショナルスクール東京の学園長大迫弘和先生をお招きして、夏休み最後の講演会を行います。
教育の転換点にある今、子どもたちにどんな教育を与えてあげるべきか、根本から問いなおす必要があります。
AIの時代が到来し、今あるほとんどの職業がなくなるなどとも言われる中、子どもたちはどんなスキルを身に着ける必要があるのでしょうか。世界が直面している様々な問題を解決するためには、与えられた問題の正解を素早く導くだけでなく、自ら問題設定をして、自らの頭で考える子どもたちを育てたい。世界のボーダレス化はますます進み、共通言語としての英語の役割は更に大きくなるでしょう。子育ての真っただ中にいるママパパに今後のお子様の進路を考える上での指針となるような最前線の教育情報をお届けします。ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。お子様連れ可能です。

https://20190831mamaba.peatix.com/

【講演内容】


      令和の子育て

 =AI時代を生き抜く子どもを育てるために=

ドメスティックコンピテンシーからグローバルコンピテンシーへ

 大迫弘和


  結論から始めましょう。これからの学力とは「自ら問う力」と「考える力」と「答える力」の三つの力をさすことになるでしょう。試験もその力を問うものが考案されていくでしょう。

  親の仕事をしている皆さん方の多くには誰かに作ってもらった問題を待ちそれに答える習慣が染みついているでしょう。皆さんの時代はそれに「速く」「正確に」答えることができれば「よい子」になれました。「速く」「正確に」は確かに日本の強さを作り出して来ましたが、これからは「もっと先」に行くための力を子どもたちにつけてあげなければなりません。なぜなら子どもたちは現在世界が向き合う「持続可能な発展」へと世界を導く、未知の領域へ踏み出さなければならないからです。

子どもたちが身につけなければならないものがドメスティックコンピテンシー(国内で通じる「生きる力」)からグローバルコンピテンシー(世界で通じる「生きる力」)へ転換されなくてはなりません。それは具体的には「自ら問う力」「考える力」「答える力」の育みが教育の目標になるということを意味します。

 教育におけるこの大きな転換点において、子育てには一体どのような変化が求められるでしょうか。令和の子育てについて問い、考え、光が少しでも見えてくるような時間をご一緒できればと存じます。

【大迫弘和先生プロフィール】

日本を代表する教育者の一人。詩人。現在Chiyoda International School Tokyo(CHIST)学園長、武蔵野大学教育学部教授、都留文科大学特任教授、神戸親和女子大学客員教授、文部科学省IBコンソーシアム関係者協議会委員等を兼任。国際バカロレア(IB)教育の国内第一人者として知られ、文部科学省及びIB機構に協力しIBの国内での普及促進に尽力している。これまで千里国際学園中等部高等部校長/学園長、同志社国際学院校長、広島女学院大学客員教授、IB日本アドバイザリー委員会等IB関連各種委員会委員、東京都英語教育戦略会議委員等を歴任。1953年東京生。東京大学文学部卒。

著書:『がっこう』(2012年 かまくら春秋社)『国際バカロレア入門――融合による教育イノベーション』(2013年 学芸みらい社)『国際バカロレアを知るために』(編著 2014年 水王舎)『アクティブ・ラーニングとしての国際バカロレア』(2016年 日本標準)『国際バカロレアの現在』(2017年 ジーアス教育新社)『詩集 定義以前』(2017年 遊行社)等多数。

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主催:一般社団法人MamaBA
協賛:電通 教育ガラガラポンプロジェクト
   ソレイリス株式会社
   大迫弘和教育相談事務所
   BU-TO-O-KAI

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