秋のお得な健康対策で子供の脳活性化と美肌効果

2018年 秋 旬の秋刀魚

HEALTH ARTICAL/イベントインフォメーション

                                                                                     

Health  Researcher 関口満紀枝

                         
今年の夏は記録的な連日の猛暑でお肌の対策が気になる秋のに重要なニュースは
秋刀魚の水揚げ量
2018年は北海道から千葉県沖にかけての漁場に今年の漁期(8~12月)に来遊するサンマの量が前年を上回る見通しだと水産庁が発表がありました



秋刀魚でお得な「食」効果

旬のものを食べて秋の健康をお得に対策
夏に頑張ってくれた肌へ美肌効果でお得に対策
夏休みに多くの経験をした子供たちも学校が始まり、脳の活性化へお得に対策






秋刀魚ファイル
秋刀魚の漁場
現在(2018年)北海道から三陸、鹿島灘、房総沖の太平洋側ですが、江戸から戦前にかけての本場は、紀州といわれていました。
何故なら、今よりも寒流が南に流れていたことや、沿岸部から離れた海域での漁法が開発されていなかったことが理由のようです。




子供の脳にも健康にも美肌にも効果的  秋刀魚の栄養素(数字は100g当りの含有量)

◎ビタミン A
皮膚や目の粘膜を健康に保つ働きがあり成長促進作用 免疫力・抵抗力を高める。風邪予防。肌を強くし細菌の感染も防ぎニキビなどの改善。ガンの予防や治療に効果がある。牛肉の約15倍含む。13μg



◎ビタミンE

抗酸化作用が高く、アンチシジングに効果があると言わている。血流を改善
。ホルモンの分泌やバランスをコントロールする働きがあり、老化の原因の過酸化脂質の形成を妨げる。    1.3mg



◎ビタミンB2

細胞の再生や粘膜を健康にしてくれる働きと脂肪や糖質の代謝を促進する作用あり。脂肪の蓄積を防ぐ栄養素  0.26mg



◎ビタミンD

カルシウムやリンの吸収を促し、血液中のカルシウムをコントロールして骨の健康を維持する。     19μg





◎EPA(エイコサペンタエン酸)血小板の凝固を抑え、血液をサラサラにする。また糖尿病の合併症を解消し、炎症を鎮める作用や抗腫瘍作用もある。    高血圧・動脈硬化予防にも良い。844mg



◎DHA(ドコサヘキサエン酸)脳の発達の維持に効果を発揮する事から記憶力の向上や脳の老化防止に効果あり。また善玉コレステロールを増やす。    1,400mg
EPA,DHAにはどちらも血液とリンパ液の流れを良くしくすみ肌荒れを改善する作用がある。


☆はらわたにはレチノールが多く含まれます。
リチノールには新しい細胞の形成を促し細胞の水分保持の働きがある栄養素。
繊維芽細胞に働きかけ、コラーゲンを増やしたり、傷んだエラスチンを修復する働きもあるため、肌の乾燥やシワの予防や改善の効果も。
レモンやカボスを絞ると、ビタミンCも補給できることになります。是非子供にも積極的に食べさせたいですね


2018年秋   秋刀魚でお得な「経済」情報



経済情報

近年記録的な不漁でしたが、2018年北海道東部沖では、主力となる大型船の棒受け網漁が好調で、根室市の港では、市場の受け入れ能力を超得るほどの大漁お財布に優しい見通し

お得情報




有名な落語「目黒のさんま」にちなんだこのお祭りは例年30,000人前後が来場
岩手県宮古市の新鮮なさんま7,000匹が和歌山県みなべ町の備長炭でじっくりと焼かれ徳島県神山町の芳醇すだちと栃木県那須塩原市の大根おろしも添えられ
無料でふるまわれます!ほかにも先着無料の「目黒のさんま寄席」や、「四都市連合物産展」「商店街ワゴンセール」「くじ引き抽選会」「アートバルーンプレゼント」などお楽しみあり




 主催    品川区・目黒駅前商店街振興組合

開催日時:2018/09/09(日)10:00~14:00
最寄駅:目黒駅
会場:JR・地下鉄目黒駅東口 目黒駅前商店街





②第42回目黒区民まつり        2018/09/16(日)

目黒区民祭りは先程ご紹介した目黒さんま祭りとはまた別のお祭り
 友好都市である気仙沼市から送られるさんまを炭火で焼き、大分県のカボスを添えて無料で配布されます。
「目黒のさんま祭」「ふるさと物産展」「おまつり広場」「子供広場」と4つのイベントで構成され
例年の人出は3万人!露店は70店舗






今年3回目を迎えた水元公園の「水元公園さんま祭り」
銚子で水揚げされた新鮮なさんま約3,000尾無料。
露店もあり
お問い合わせは葛飾区コールセンター
電話番号:03-6758-2222
開始:9:30
終了:13:00
水元公園





岩手県・大船渡港から直送された秋刀魚を3,333名に無料
当日の朝7:30から配布される引換券が配布
開始:9:30
終了:16:30
備考:※引換券配布は朝7:30から会場で配布





日時・場所・出演者、イベント参加に関する条件や料金等が変更になる場合があります。事前に会場・主催者までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。


秋刀魚「知識」で美味しく子育て情報



秋刀魚の種類

⚫️サンマ
主に北太平洋に生息。私たちが普段口にしているサンマです。
⚫️ハシナガサンマ
南太平洋・南大西洋・インド洋などに生息しています。
⚫️ニシサンマ
北大西洋に生息しています。
⚫️太平洋ミニサンマ
東部太平洋の赤道海域に生息しています。
⚫️大西洋ミニサンマ
東部大西洋の赤道海域に生息しています。




ハイブランド秋刀魚青刀さんま

「尾を持つと刀の様に立つ」という条件が見事にクリアされされた秋刀魚のみ
「青刀」としての称号を得て出荷されます。
実物は凍ってる訳ではないのに、刀の様にピンとしてます。



秋刀魚の語源

もともとは狭真魚(さまな)と呼ばれていたものが訛り、サンマになったという説が有力
昔はサンマとサヨリの区別も曖昧で、江戸時代後期の書物には
「サンマ」は京都では「サヨリ」と呼ばれ・・・と書いてあり、昔の「サンマ」に対する認識がいい加減だったことがわかります。
また「秋刀魚」という字も、昔の書物には「三摩」と記されていて、夏目漱石の「我輩はねこである」の中では「三馬」と書かれています。一般的に1898年頃に現在の「秋刀魚」という字が使われる様になります。





日本漁獲量ランキング1位は?

1    北海道    51,156t    44.9%    01位
2    青森県    -    -    -
3    岩手県    12,543t    11.0%    03位
4    宮城県    14,562t    12.8%    02位
5    秋田県    -    -    -
6    山形県




秋刀魚と文学・芸能

和歌山出身の作家、佐藤春夫が紀州の秋刀魚を食べ「秋刀魚の歌」を描き
「あわれ秋風よ 情あらば伝えてよ 男ありて 今日の夕餉に ひとり サンマを食ひて 思いにふける」と始まる文章は人々の心を捉えています。
その一節、「青き蜜柑の酢をしたたらせて さんまを食うはその男がふる里のならひなり」は、蜜柑の産地らしい一文です。また「さんま苦いか塩っぱいか」という一節はサンマのはらわたを食べたときの苦味と、主人公の抱く切なさが同時に表現されています。
はらわたはサンマが新鮮であればあるほど苦味は少なく、甘味すら感じます。
苦くなるのは、鮮度が落ちて苦味の元となる「アミン」が生成されるためです。




(三遊亭圓楽師匠)
《あらすじ》ある大名(松平出羽守)が馬の早駆けに目黒へ行った時のこと、
空腹となり百姓家で焼きたてのサンマをわけてもらった。
屋敷に戻ったが脂が乗ったサンマの味が忘れられない。
しかし、屋敷の御膳にサンマが出る訳もなし。そこで親戚へ食事のお呼ばれをしたので、ここぞとばかりにサンマを注文。
しかし、親戚の家来たちが体を気遣いサンマを脂を蒸して抜いてしまった。
ひと口食べたがおいしくも何ともない。「このサンマはいずれより取り寄せた?」
「日本橋魚河岸にてございます」「それはいかん。サンマは目黒に限る!」





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