腸内環境アップのためのデトックス 栗原冬子さん セミナー


腸内環境アップのためのデトックス

                                                                                     イベントアフターレポート    

                                                                                     HealthResearcher 関口満紀枝

2018.10.9 中央区開催

MamaBAは「子育て」は、未来の社会に必要な教育だと考えています。
健康に纏わる正しい知識を持つことは健やかに生きる上で必要不可欠です。
また本質的に健康に生きることを心がけるとおのずと美容にも繋がっていきます。
2018年10月9日FYK GINZAにて腸内環境アップのためのデトックスセミナーを行いました。


ライフスタイルデザイナーとしても多方面で
ご活躍されている栗原 冬子さん(写真右手)を
講師にお迎え致しました。



現代社会は、食品添加物、残留農薬、
有害金属、遺伝子組み換え食品、
環境ホルモン、放射性物質、硝酸性窒素など、多くの有害物質が蔓延して、食事などを通して私たちの体内に取り込まれている。これらの有害物質は活性酸素を発生させ、腸内を汚し、消化不良を起こし、60兆個と言われている私たちの細胞を汚し、ミトコンドリアを不活性化し代謝力を弱めていると考えられている。
現代人は入れる(=摂取する)事ばかりにエネはルギーを使ってしまい、出す(排泄する)ことができにくくなっている。
第二の脳である腸(消化器官)の環境を整える。

現代人は食事などから取り入れた食品添加物、残留農薬などの有害物質、また高タンパク.高脂肪食品の食べすぎなどにより消化器官が疲れきっている。



そこで、体の中の大掃除(クレンズ)をする事で疲れた消化器官を休ませることが必要となる。


断食 ファスティングが有効
古来、断食は宗教的な儀式や精神的修行の一型式として行われてきた。が、近年、病気の治療や健康増進として欧米でも脚光を浴び、科学的研究も盛んに行われている。


ファスティングで期待できる14のメリット

1、体脂肪の減少
2、溜まった毒素の排出
3、肌が綺麗になる
4、腸が綺麗になる
5、免疫力アップ
6、慢性便秘の改善
7、食生活の改善
8、みかくが正常になり、食事がおいしくなる
9、血液をサラサラに
10、疲労感が取れるスッキリする
11、ストレスの軽減
12、肩凝りや腰痛の軽減
13、寝つきがよくなり、睡眠不足も解消
14、冷え性改善


酵素の重要性

酵素は人間や動物、魚、植物などすべての生物の中に存在している。
体内では消化、吸収、代謝、排泄などの重要な働きを担っている。
大きくは「消化酵素」と「代謝酵素」に分けられている。
腸内環境が悪化し悪玉菌優勢になると、血液が汚れ体毒は蓄積することになる。




血流測定や体組成計で自分自身を知る。
朝起きてすぐ白湯やお水をたっぷり飲むだけで血流は良くなる。

出来ることから始めてみましょう。
朝食は無理に取らず抜いてみる。
スムージーなど酵素を取るようにするだけでも良い。
現代では三食きっちり食べる必要はない。


まとめ
腸内環境を整え
血の質をあげ
血流を良くすると
体質改善が出来
健康になり
肌荒れ 髪質も良くなり美容にもよい。




セミナー後記
飽食の時代では足し算ではなく引き算の健康法を家族や子供達と実践するのことが大切。健康と美容の基本である腸内環境アップと排出デトックスについて専門家の知識を得ながら自分自身の身体についても知ることができました。
栗原冬子先生ありがとうございました。


ご参加くださったみなさまありがとうございました。


MamaBAでは「経営技術」を学ぶMBAのように「家庭の経営」と「子育ての技術」を学ぶために授業になりうるような情報を発信していくことをミッションにしています。

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腸内環境とデトックスについての基礎知識

2018年健康法の中にデトックス(解毒)
という言葉が広がっていますが
さてデトックスはいつから日本に存在する考えなのでしょうか。その答えは江戸時代に遡ります。




こちらの絵は「熈代勝覧」に描かれた日本橋本町三丁目の薬種問屋・小西林兵衛の店頭です。

同絵巻の複製(写真)が東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅地下コンコース壁面に設置されています。

儒学者、貝原益軒は「養生訓」の中で、「酢やショウガやワサビ、コショウ、カラシ、サンショウなどを食事に加えると、食事に含まれる毒を制してくれる」といった表現で解毒に触れ、また「食事は腹7、8分でやめること。食べ過ぎると病気になる危険性がある。食事が原因で病気になったと思われるときには飲食を断つこと」などを挙げて断食・少食を勧めています。


そもそも江戸時代の漢方では解毒という考え方がかなり重要視されており、
文化2年(1805年)の江戸日本橋の街並みを詳細に描いた「熈代勝覧(きだいしょうらん)」には
薬種問屋の最も大きな大看板に「けとく(解毒)」の文字があります。



現代でのブームのきっかけはなんでしょう。

厚生労働省が03年に発表しその後改訂した、「妊婦への魚介類等の摂食と水銀に関する注意事項」ではないでしょうか。
その内容は、本マグロやキンメダイといった、食物連鎖で有害金属のエチル水銀がたまる傾向がある魚について、妊娠もしくはその可能性がある女性は、胎児への影響を避けるため、週に1食以内(約80g)にとどめたほうがいい、などとするものでした。



そして
体に蓄積すると害を及ぼす重金属や化学物質だけでなく、必要以上の量になると体の調子を狂わせる原因になる老廃物、活性酸素、ストレスから体脂肪といったものまで、すっきり出そう(消そう)デトックスしようという健康法が一般的にも取り入れられるようになったのは2005年から06年にかけてのことです。



その頃から毛髪の水銀含有量で体内の蓄積度合いを予測する検査や、有害金属を排出する可能性がある方法(キレート=金属イオンと結合する成分をとる方法)などが話題になりました。

以前は科学的根拠がないと言われていたデトックスも
最近ではエビデンスも増え
デトックスで腸内環境を整えるとの大事さの提唱されています。



反対に腸内が乱れることでの影響として
・肥満
・糖尿病 心疾患
・大腸ガン肝臓ガン
・子供の成長メンタル面への影響
・アレルギー
・免疫低下
・鬱や不安症
のリスクがあるという研究結果が出ています。






今回もセミナーでは
家族や自分の健康についてブームに踊らされるのではなく取捨選択していける知識の提供の場として皆さんの学びにの場所にしていただけると思います。

         


栗原冬子さん
プロフィール
FYK GINZAオーナー / ライフスタイルデザイナー
           http://fyk-ginza.com
(株)Bon22ボン・ヴァンドゥ代表取締役
・(公社)日本アロマ環境協会理事/認定アロマテラピーインストラクター
日本成人病予防協会認定講師/健康管理士一般指導員
(一)日本内面美容医療学会 監事/公認プロフェッショナルインストラクター
 公認インナービューティートレーナー/公認ファスティングカウンセラー
日本メディカルハーブ協会認定ハーバルセラピスト
Yogaroma®トレーナー
・FTPマットピラティスインストラクター
・(社)日本フードアナリスト協会認定フードアナリスト

埼玉県立川越女子高校、青山学院大学卒業全日空国際線客室乗務員として世界各地を乗務し、アロマテラピーと出会う。退社後2012年にトータルビューティーを提案する(株)Bon22を設立。2016年には銀座にインナービューティーサロンFYK GINZAをオープン。ファスティング断食のプロフェッショナルとして指導行う他、自身のアロマテラピーブランドFYK®ヨガ・ピラティス講師としてオリジナルメソッドYogaroma®を展開。日本のみならずアジアでも美容と健康に関するイベント出演、講演、講師を務めるなど活動の幅は広いアロマテラピーやハーブ等の専門知識を活かし、美容や健康をテーマに総合的な予防、エイジングケアの指導は好評。

著書
「アロマテラピー使いきり・組み合わせ事典」 マイナビ出版
「手作り石けんと化粧品でナチュラルスキンケアきほんBOOK」マイナビ出版
「天然草本 芳療聖典」(台湾語訳養沛文化館 
「手作り石けんと化粧品でナチュラルスキンケア」マイナビ出版


オフィシャルブログ: http://ameblo.jp/hatori-fuyuko/


■店舗概要
店舗名 : FYK GINZA(エフワイケー ギンザ)
所在地 : 東京都中央区銀座1-6-6 GINZA ARROWS 5F
アクセス: 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」6番出口より徒歩1分
      東京メトロ銀座線「銀座駅」A9出口より徒歩5分
      東京メトロ銀座線「京橋駅」徒歩4分



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